2018年08月21日
【姫】発泡ウレタンは危ない?!
こんにちは!
柴崎です。
少し前に、ニュースで多摩市のビル火災について話題になっていましたね!
現場にいた方の「煙が~」というお話しを想像するだけで、胸が苦しくなりました。。
その火事は断熱材の発泡ウレタンに火花が飛び散ったことによる火事のようでしたね。
この事件で、断熱材について気になっている方も少なくないのではないでしょうか?
(https://www.sankei.com/affairs/photos/180726/afr1807260046-p3.html)
YouTubeで断熱材の燃焼実験を見ていただくとわかりますが、
発泡ウレタン(ウレタンフォーム)はとても燃えやすい断熱材です。
ということは、火事になった際、火が燃え広がる時間が早くなると考えられます。
今、高気密高断熱の住宅で、発泡ウレタンを内断熱材として使用しているところもよく目にします。
火事の心配のある方は、注意するべき点かもしれませんね!
さて、ここで低燃費住宅はどうかというと・・・
前回仁ちゃんのブログにあったように、
低燃費住宅は セルロースファイバーを使っているため、
断熱材が燃えて広がる火事にはならないと考えられます。
ただ、その事件の原因ともなった発泡ウレタンを
実は低燃費住宅でも使用しています!
どこに使われているかというと・・・
サッシまわり
熱橋になり得る部分
です。
なぜ使用しているのかというと、「施工のしやすさ」です。
サッシのまわりは細いので、セルロースファイバーをいれることができません。
さらに、発泡ウレタンは、気密・断熱性にも優れているため、ピッタリと断熱してくれます。
一般の住宅は・・・サッシの周りに断熱材を入れません。
だから、窓はスースーするし、結露もよくしていますよね(^^;
これだけが理由ではありませんが・・・。
また、熱橋部分。
熱橋とは、簡単に言うと熱が伝わりやすい部分です。
鉄は断熱材や木材に比べて熱を伝えやすいですよね。
例えば、基礎に繋がっているボルト。
そのままにしていると基礎からの冷気が室内まで伝わってくるため床が冷たくなってしまいます。
それを防ぐためにボルトを断熱材(発泡ウレタン)で覆うことをしています。
(場所は違いますが、こんな感じ↓)
このような細部まで手をかけることによって、
冷やした・暖かくした部屋をより保てるお家になります。
このように低燃費住宅でもちょっとしたところに発砲ウレタンを使用しています。
ただ、ほんの一部ずつですので、火が燃え広がる可能性は低いです。
ウレタン断熱はダメ!というわけではなく、優れている事もあるんです。
また、低燃費住宅はセルロースファイバーだけではなく、外断熱のロックウール、外壁も燃えにくいんです
その映像がこちら↓
実際に、ロックウールを使ったお家の隣で火事が起きたことがあったのですが・・・
貰い火による火事は起こらず、少し黒くなったくらいで済んだそうです
外断熱について詳しくはこちら↓
セルロースファイバーとロックウールを合わせることで、耐火性能は格段に上がります
木造住宅ですが、燃えにくい素材を採用している
火事にも安心な低燃費住宅です♪
もう二度と あの時のビル火災のような火事が起こらないよう、
現場での施工面についても気を付けていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
柴崎です。
少し前に、ニュースで多摩市のビル火災について話題になっていましたね!
現場にいた方の「煙が~」というお話しを想像するだけで、胸が苦しくなりました。。
その火事は断熱材の発泡ウレタンに火花が飛び散ったことによる火事のようでしたね。
この事件で、断熱材について気になっている方も少なくないのではないでしょうか?
(https://www.sankei.com/affairs/photos/180726/afr1807260046-p3.html)
YouTubeで断熱材の燃焼実験を見ていただくとわかりますが、
発泡ウレタン(ウレタンフォーム)はとても燃えやすい断熱材です。
ということは、火事になった際、火が燃え広がる時間が早くなると考えられます。
今、高気密高断熱の住宅で、発泡ウレタンを内断熱材として使用しているところもよく目にします。
火事の心配のある方は、注意するべき点かもしれませんね!
さて、ここで低燃費住宅はどうかというと・・・
前回仁ちゃんのブログにあったように、
低燃費住宅は セルロースファイバーを使っているため、
断熱材が燃えて広がる火事にはならないと考えられます。
2018/08/20
ただ、その事件の原因ともなった発泡ウレタンを
実は低燃費住宅でも使用しています!
どこに使われているかというと・・・
サッシまわり
熱橋になり得る部分
です。
なぜ使用しているのかというと、「施工のしやすさ」です。
サッシのまわりは細いので、セルロースファイバーをいれることができません。
さらに、発泡ウレタンは、気密・断熱性にも優れているため、ピッタリと断熱してくれます。
一般の住宅は・・・サッシの周りに断熱材を入れません。
だから、窓はスースーするし、結露もよくしていますよね(^^;
これだけが理由ではありませんが・・・。
また、熱橋部分。
熱橋とは、簡単に言うと熱が伝わりやすい部分です。
鉄は断熱材や木材に比べて熱を伝えやすいですよね。
例えば、基礎に繋がっているボルト。
そのままにしていると基礎からの冷気が室内まで伝わってくるため床が冷たくなってしまいます。
それを防ぐためにボルトを断熱材(発泡ウレタン)で覆うことをしています。
(場所は違いますが、こんな感じ↓)
このような細部まで手をかけることによって、
冷やした・暖かくした部屋をより保てるお家になります。
このように低燃費住宅でもちょっとしたところに発砲ウレタンを使用しています。
ただ、ほんの一部ずつですので、火が燃え広がる可能性は低いです。
ウレタン断熱はダメ!というわけではなく、優れている事もあるんです。
また、低燃費住宅はセルロースファイバーだけではなく、外断熱のロックウール、外壁も燃えにくいんです
その映像がこちら↓
実際に、ロックウールを使ったお家の隣で火事が起きたことがあったのですが・・・
貰い火による火事は起こらず、少し黒くなったくらいで済んだそうです
外断熱について詳しくはこちら↓
セルロースファイバーとロックウールを合わせることで、耐火性能は格段に上がります
木造住宅ですが、燃えにくい素材を採用している
火事にも安心な低燃費住宅です♪
もう二度と あの時のビル火災のような火事が起こらないよう、
現場での施工面についても気を付けていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!